気がつけば30代。
一人暮らしのバランスは取れてきたけれど、予想外の出費が多く、理想通りの貯金はできてない。相談しようにも周りは実家ぐらしや新婚ばかり・・・一人で不安な気持ちを抱えたまま生活はしたくない!
そんな女子のみなさん、まずはお金の面からその不安を解消してみませんか?
30代OLシングルひとり暮らしの私が、
毎月○万円貯金するには?!
2017年7月10日
ひとり暮らし女子に多い悩み
お仕事のキャリアもそれなりに積んで、お休みの日には自由な時間を楽しむことができるひとり暮らし女子。
それなりに充実しているけれど、ふと不安になることがありますね。
ひとり暮らし女子に多い悩みとしては、
「生活費がかかって貯金ができない」
「実家暮らしの友人と比べると全然貯金ができていない」
「貯金ができないどころか、逆に減っていく」
などという声が多く聞かれます。
不安になるのは、自分のライフプランを立てていないから。
まずはざっくりとでもOKなので、ライフプランを立てて、「いつ、何に、いくら」お金が必要かを見ていくことから始めましょう。
あなたの考えるライフプランは?
今はシングルでも、この先結婚したいのかずっとシングルで生きていくのかによって、貯金をする目的が違ってきます。
それぞれのパターンで考えていきましょう。
いつかは結婚したい
現在、具体的に結婚が決まっていなくても、いつかは結婚したいと考えている女子は、まずは結婚資金を優先的に貯めていきましょう。
結婚資金の上手な貯め方については、「憧れのジューンブライド♡ 結婚のためのお金と上手な貯め方」に詳しく書いてありますので参考にしてくださいね。
しかし結婚だけを見据えて進んでいくのはNG。30代女子にとって、結婚後のプランを考えることも大切です。
妊娠・出産を希望している女子は、結婚後仕事を続けるかどうかも視野にいれて考えておきましょう。結婚や出産を機に他の人はどう動いているか気になる人は「データで見る 妊娠後の仕事やめる?やめない?」をチェックしてみてくださいね。
また、子どもの人数によって教育費も変わってきます。今、具体的に考えられなくても、将来に向けてシュミレーションしておくといいですね。
シングルで生きていきたい
最近では、結婚はせずにシングルで生きていきたいという女子が増えてきました。
シングルで生きていくには、夫の収入や年金に頼ることができません。定年退職後に安心して生活するためには、やはり少しでも早いうちからコツコツと老後資金を貯めていくことが大切です。
必要になってくる老後資金については「あなたは準備大丈夫? 老後に必要な金額っていくら?」で紹介しています。
予算を明確に
自分のライフプランが描けたら、「いつ、何に、いくら」必要かがわかってきたと思います。
今のお給料できちんと貯金をしていくためには、まずは予算を明確にしていきましょう。
お給料の半分は家賃と貯金に
ひとり暮らし女子にとって、生活費の中で一番大きな割合をしめるのが家賃ですね。
家賃は、手取り給料の2割以内におさえることが目安と言われています。
手取り給料が24万円とすると、家賃は2割以内であれば48,000円以内ということになりますね。
貯金は、手取り給料の1~2割はしたいもの。
そのように考えると、手取りの4~5割を貯金と家賃に回すのがベストです。
残りの半分は生活費に
仮に貯蓄と家賃が手取りの5割を締めるとすると、貯金と家賃を引いた残りの半分で生活していくことになります。
この例で考えると24万円の半分なので、12万円になりますね。
まず、毎月必ずかかってくる固定費として考えられるのが、光熱費・携帯電話代や保険料です。習い事をしている人は月会費なども固定費として考えます。
この毎月の固定費を見直すことにより、1年で大きな節約ができます。
携帯電話は格安スマホにする、など工夫をしてみるのも一つの方法です。
突然の出費に備えるには
毎月かかるわけではないけれど、一年の間には突然の出費が必要になることがあります。
冠婚葬祭などの費用は、毎月5,000円~1万円程度予算化して、封筒にいれて特別費として別に管理しておくとイザという時に慌てずにすみますよ。
生活費は一週間単位で管理
お給料の半分から、固定費と特別費をひいた残りのお金で生活します。
この時に管理しやすいのが、1週間ごとに予算化するということ。
生活費に回せるお金が1ヶ月に8万円だとすると、4週間で割って、1週間2万円で生活します。
そうすることで、食費を〇万円以内、美容費を〇万円以内・・・など細かく予算化しなくても済みます。
週末に美容院に行きたい週は、外食を控えるなどで対処できますね。
上手な貯金の仕方
貯金は、手取り収入の2割を目安にするものでしたね。
上手に貯金をするには先取り貯金が基本ですが、何のために貯金をするかによって、預け先が変わってきます。
結婚資金など数年後に必要
数年先に使うことが決まっている資金は、元本保証の商品で貯金していきましょう。
会社に財形貯蓄制度がある場合は、給料天引きで貯蓄ができる一般財形貯蓄が便利です。
または、給料が振り込まれる口座に、自動積立口座を開く方法もカンタンです。
老後資金のため長期で運用したい
会社に財形貯蓄制度がある場合は、やはり給料天引きで貯めていける財形年金貯蓄が便利です。「財形住宅貯蓄」と合わせて、貯蓄残高550万円まで利子等に税金がかからないため、おトクに貯めることができます。
また、2017年1月からほぼ全ての人が個人型確定拠出年金(iDeCo)に加入することができるようになりました。長く運用できるという、時間を味方につけて自分で運用するのも楽しいですね。
iDeCoについては「今、最も知りたいiDeCoのこと! そもそもiDeCoとは?」を参考にしてくださいね。
自分の人生は自分で選ぶことができます。
お金の不安を解消したら、自分の輝く未来に向かって前進していきましょう!