お金を貯めるためには無駄遣いを減らすこととは言うけれど、無駄遣いの全くない生活って楽しくない。果たして、無駄遣いって駄目なんだろうか?上手に無駄遣いすることってできないだろうか?そんな疑問にお答えしましょう。
無駄遣いしたっていいじゃない!
正しい無駄遣いの仕方
2021年6月18日
無駄遣いのススメ
まず、無駄遣いにはどんないいことがあるのか考えてみましょう。
例えば、壁に絵が飾られていなくても生活はできます。そういう意味では、絵を買うということは無駄遣いなのかもしれません。しかし、絵があることによって、心が癒されたり、インスピレーションが湧いてきたりします。そこから新しい仕事へのヒントが得られたり、自分が本当にやりたいことが見つかったりするかもしれません。
そうすると一見無駄なものが実は無駄でなかったりします。生活に本当に必要なものだけにすると、息苦しくなってしまいます。少し心にゆとりのある環境を作ることで生活が豊かになります。自分の好きのことにお金を使うのは、とても大切なことです。
そして、何かを買うということは、世の中の経済が潤うことでもあります。コロナ禍ではよく言われてきましたが、買うという行動をすることによってたくさんの人たちを救うことができるのです。
いい無駄遣いの仕方
そうはいっても、使えるお金は限られているし、無駄なのか必要なのかもよくわからないし、どこまで買っていいのかわからないという場合もあるでしょう。そんな時は、次のステップで考えてみましょう。
断捨離をする
まずは断捨離をすることによって、自分にとって「いる」「いらない」をはっきりさせることができます。もしかしたら持っていることを忘れていたということもあって、そんな時は二重買いなど本当の無駄を省くことができます。
家計簿をつける
自分が毎月何にいくら使っているかを明確にすることで、節約してもいい部分や、お金の配分について発見ができます。家計簿は面倒くさいと考える人もいますが、きっちりつける必要はなく、「何にどれくらい」使っているかがだいたいわかれば大丈夫です。
予算を取る
毎月の収支から、「これくらいだったら自分の好きなことに使っても大丈夫」という金額を決めましょう。あまりたくさん予算が取れない時は、繰り越しにすれば、何か月か貯めることで好きなことに使えるようになります。
欲しいものリストに入れて一晩寝かせる
欲しいものがある場合、すぐに購入するのではなく、ネットショッピングの欲しいものリストに入れておくなどして、一晩寝かせてみましょう。広告の謳い文句などを読むと、すごく欲しくなります。それは、買うという行動を起こさせるように考えられているからです。少し時間をおいて、冷静になって、もう一度、本当に欲しいかどうか考えてみましょう。
やってはいけない無駄遣い
以下のようなお金の使い方は本当に欲しいではありません。このような無駄遣いは避けましょう。
同じようなものを買ってしまう
生活必需品と違って、欲しいものは、同じものを買うことはほとんどないと思います。もし、似たようなものをすぐに買ってしまうということがあれば、何かそこにこだわりを持っているのです。なぜそのような行動をとるのか自分の心を分析してみましょう。原因が発見できれば無駄遣いはなくなります。
欲しくないのに競争意識で買う
本当は大して欲しくないのに、誰かが持っていたからとか、人から良く思われたいからという思いで買うのはおすすめしません。本当は、自分にはいらないものだからです。
ストレス発散のために使う
例えば飲み会にお金を使ったとしても、ストレス発散と思って使うのと、みんなと楽しみたいと思って使うのでは、飲んだ後の心が違います。同じことにお金を使うのであったとしても、マイナスを意識して使うとあまりいい使い方になりません。なるべくプラスの方に意識を持っていきましょう。
どうしても節約しなければいけない時
いろいろ考慮した挙句、やっぱりここはお金を使うのを我慢しなければいけないと思ったときは、次のことを考えてみましょう。
我慢する時、自分を慰める言葉を決めておく
我慢する時に、「こんな言葉があったらつらくない」というのをいくつか見つけておきましょう。予算のところ述べましたが、あまり予算が取れない時は、「今月我慢したら、来月2倍使える」というのでもいいでしょう。
なくなったら、運命の品ではない
欲しいと思ったものがあったのに、買うのためらって無くなってしまったらどうしようと思うこともあるでしょう。しかし、本当に自分にとって必要なものは不思議と自分のところに来ます。もし無くなってしまったとしたら、それは自分にとって本当に必要なものではなかったのです。
以上、節約も大切ですが、時には、好きなことにお金を使うということも考えてみてください。
※本ページに記載されている情報は2021年6月2日時点のものです。