株式投資や不動産投資など、世の中にはさまざまな資産運用の方法があり、初心者はどこからスタートしたら良いのか悩んでしまいますね。そんな時は「投資信託」を選んでみてはいかがでしょうか。
「大きく損しそうで怖い!」「時間かかりそうで踏み出せない!」そんな投資に対する不安を打破した、1万円からはじめられる「投資信託」の魅力をご紹介します!
まずは1万円からはじめよう☆
資産運用デビューにオススメ
「投資信託」のいろは
2016年11月16日
ズバリ!投資信託とは?
投資信託とは、多くの一般の投資家から集められたお金をまとめて、数十~数百もの株式や債券などに投資する金融商品。 といっても運用自体は運用の専門家である運用会社が行います。 運用会社のファンドマネージャーと呼ばれる資産運用のプロが、具体的に何に投資するのか、いつ売買するのかなどの運用のすべてを考え、実行します。 そして、その運用して得られた値上がり益や分配金などの利益が、投資額の割合に応じて投資家に還元される仕組みです。
一万円からはじめられる「投資信託」
資産運用にチャレンジしてみたいけど難しそうだし、値動きするのがコワイ……なんていう人は、プロが運用してくれる投資信託から始めてみるのがおススメ。 おまけに投資信託は1万円程度から購入できるものも多いので、投資初心者でも手軽にチャレンジしやすいのです。 まずは1万円から始めてみて値動きの状況を見てみるというのもいいですし、毎月1万円ずつ積み立てていくというのもいいでしょう。 といっても投資信託もやはり値動きのある商品です。 さまざまなタイプのものがあるので、自分のリスク許容度に合わせて選びましょう。 ほとんどの投資信託は自由に売却できるので、配当や利子、運用益などの成果によって基準価格が高くなったタイミングで売却すれば、売却益を獲得することだって可能なんです。
知らなかった…!投資信託の魅力
分散投資をすることで運用リスクをおさえることが出来ます。 投資の格言で「タマゴをひとつの籠に盛るな」というのがあります。もし、ひとつの籠に入れて、運ぶ途中に籠を落としてしまえば全部割れる可能性がありますが、複数の籠に分けて運べば全部のタマゴがダメになる可能性は減るということです。 でも、個人で分散投資をしようとすれば、さまざまな株式や債券を買う必要があって、それだけ元手も必要で大変ですね。 投資信託なら、一人ひとりの投資家が出す資金は少額でも、多数の投資家の資金をまとめれば「塵も積もれば山となる」で、数十億、数百億円の資金になるんです。 この大きな資金を元に、何百という株式銘柄や債券、世界中のさまざまな株式や債券への分散投資が可能になるんです。
時間の分散だってできる!
分散投資できることが投資信託の大きなメリットですが、「何に投資をするか」という投資対象だけでなく、「どのタイミングで投資するか」という時間の分散ができるのも魅力のひとつです。 投資信託は値動きのある商品。安い時に買って高い時に売れば利益が出ますが、その逆もあって、一時にまとめて投資をして高値づかみになる可能性だってあるんです。 でも、少額ずつ何回かに分けて投資したり、毎月一定額ずつ積み立てるなどの方法で購入時期を分散させていけば、値動きがあっても購入価格が平均化することになって利益が出やすくなるんです。投資初心者にも簡単に出来る代表的な投資の方法です。
さまざまな投資を選択できる
運用のプロが大きな資産を元に分散投資をする投資信託。その対象は、日本株はもちろん、世界中の株式、新興国(エマージング諸国)の債券にまで及びます。 このように、投資信託にはさまざまなタイプのものがあって、選択肢が豊富です。
国内資産、海外資産…選ぶのはあなた!
主たる投資先が国内資産メインのもの、海外資産メインのもの、国内および海外の資産ミックスのもの、と投資先で選ぶことも可能です。 また、主たる投資対象が株式メインのもの、債券メインのもの、不動産メインのもの、これらのミックス、またはこれらのいずれにも当てはまらないものに投資しているものなど、投資対象の選択肢も豊富なんです。 選択肢が豊富だから、自分に合った投資信託も見つけやすいはず。
ここだけは注意…投資信託のデメリット
実は、投資信託にもデメリットが全くないわけではありません。 投資信託を購入するときには手数料がかかるので、購入するときにはしっかりチェックしておかなければなりません。
複数の手数料がかかってしまう
購入時には「購入時手数料」、保有中には「信託報酬」、そして売却時には「信託財産留保額」の3つのタイミングで手数料がかかります。 購入時手数料は投資信託を購入する時に直接負担するため目に見えやすいですが、保有中と売却時の手数料は託した資産から自動的に差し引かれるようになるので、きちんと確認しておかないと思ったよりも手取り利益が少ないということになりかねません。 どの場合も、手数料を取られるということは、それを上回る運用をしてくれないと利益がでないということですから、購入時には利回りの数字だけに目をやるのではなく、手数料もしっかり確認しておきましょう。 デメリットに注意すればやはり魅力がいっぱいの投資信託。 まずは1万円程度の少額から投資デビューしてみませんか?その他の初心者向け金融商品が気になる方はこちらの記事もチェックしてみてくださいね。