現地の気候や情報をチェックしてアレコレ荷物を準備する人、行ってから足りないものは現地で買おうと思う人など、海外旅行をする人のタイプはそれぞれです。
あなたがどちらのタイプでも、海外旅行に行く前の事前準備をしっかりしておけば旅行中の安心度は高まりますよ。
準備は万全?
海外旅行に出かける前に、
スーツケースに入れておきたいアイテムは?
2019年4月22日
過信は禁物!ちょっとしたハプニングから身を守ろう
普段健康な人でも海外旅行に行くと体調を崩すことは良くあります。
もちろん原因はさまざまですし、人や行き先によっても違います。決して海外旅行慣れしているわけではないですが、筆者自身の体験や多くの海外旅行者から見聞きしたハプニングを紹介しましょう。
- ・時差で夜中に目が覚めて眠れないなか、日中無理して観光し、すごく疲れる
- ・言葉がわからない緊張で体がガチガチ、頭も痛くなる
- ・朝曇っていたのに昼頃急に日差しがきつくなり、熱射病に
- ・コンビニや自動販売機が見当たらず、のどがカラカラなのに水も買えない
- ・観光中に突然の雨に降られビショビショ、ホテルまでは遠くて風邪を引いた
これらのことは決して普段の健康とは関係なく、誰にでも起こり得ることではないでしょうか。体調の崩れを悪化させず、病気やトラブルに遭わないための防備グッズを忘れずに準備しておきたいですね。
持って行くと安心なアイテムは?
体調の変化は実は飛行機のなかで始まることが多いようです。機内の冷房で体の芯が冷えたり、乾燥でのどの調子が悪くなり咳き込んだり、狭いシートに座りっぱなしで血流が悪くなることも。また、現地での時差ボケ予防のためにも機内でぐっすり眠っておきたいですね。
機内持ち込み用のカバンに入れておくと安心アイテム
- 冷え対策用:厚めの靴下や羽織り物
- のどの乾燥対策用:マスクや首周りに巻くストールなど
- 機内での睡眠用:アイマスクや耳栓
現地で役立つ安心アイテム
行き先や季節など、現地の気候・環境によっても異なりますが、日本とは違う気候に体調を崩しがちになることは多いもの。たとえば昼夜の寒暖差が激しかったり、観光中に突然、雨が降ってきたり。一般的に、朝ホテルを出れば夕方まで戻らないことが多いものです。つまり、朝出かけたときの格好のままで急に寒くなったり、雨で濡れたりすると簡単に風邪を引いてしまいます。
特に現地について最初の2日ぐらいは注意しておきたいものです。気分は高揚しているのに、飛行機疲れしていたり、時差に体が対応できていなかったり……心身がアンバランスの状態であることが多いんです。現地について必要なアイテムを買いに行くより、スーツケースからその日必要なものを取り出し、カバンに入れて持ち歩けるよう、日本から持っていくのがおすすめです。
- 気温変化への対策用:温度調節のきく服装(コンパクトにたためる薄手のダウンジャケットなど)
- 雨天対策用:小さく畳めるレインコート
- 常備薬:飲み慣れた風邪薬、胃薬、鎮痛剤など(暑い地域では虫除けスプレーも!)
また、観光中に公園の芝生やビーチに座ってのんびりしたり、ピクニック気分を味わったりできる小さなレジャーシートも意外と便利なアイテムです。役立つ場面は案外多いですから、小さく、かさばらないものを100均などで買っておくといいかもしれません。
海外旅行保険は出発前の加入が必須
「海外旅行保険、加入しなくても大丈夫?」の記事でも説明していますが、できればやっぱり海外旅行保険にはきちんと加入しておきたいものです。一般的に、海外旅行保険は病気やケガなど身の上にかかるリスク以外に、携行品や買った物、宿泊先や他人に対する損害賠償、飛行機や列車の遅延など、あらゆるリスクに対して補償を受けられるものです。
せっかくの楽しい海外旅行を満喫できるよう体調管理アイテムはしっかり用意したいものですが、それ以外のリスクは自分で準備するアイテムだけでは対策の取りようがないことも。
海外旅行保険は出発してからでは加入できませんから、旅立つ前に加入しておきましょう。もしものために、保険証書とアシスタントサービスの連絡先は忘れずカバンに入れておいてくださいね。