銀行に預けているお金の金利がとても少ない現在。一生懸命貯金をすることも大切だけれど、お金を増やすために必要なのはやはり投資。
…といっても、投資なんて難しそうだし、やるのは怖い。そんなアナタの不安を解決します。
「投資なんてしたことない…」
あなたの不安をズバッと解決!
2016年9月29日
「投資ってどうしてもやらなきゃいけない?」
投資ってリスクがあるって聞くし、コツコツ貯金をしていけば、別に投資をする必要もないのではと思う人もいますよね。
やらなくても大丈夫だけど、老後のお金を有利に貯められる可能性が増えます!
超低金利と言われ続けて長い年月が経ちますが、銀行の金利は一向に上がる気配を見せてくれません。 2016年9月現在、大手都市銀行の定期預金金利は0.01%と低金利。 どのくらい金利が大切かを分かりやすい例でみてみましょう。100万円を年利0.01%の定期預金に預けると、1年後に利息が100円つきます。 では仮に、投資をすることで100万円を3%で運用できるとしたら?なんと、1年後には103万円になるんです! 元金は同じでも、投資にチャレンジすることで有利に貯められる可能性がアップすることが分かりますね。
「毎月の積立貯金でなんとかならないの?」
毎月コツコツ積立貯金をしていけば、30年先のリタイア後には充分お金も貯まっているのでは、と考えてしまいますね。貯金は安全確実でいいんですが……。
資産が増えるペースが全然違います!
「72の法則」というものがあるのを知っていますか? 元金を2倍にするためにおおよそ何年かかるかを簡単に知る公式のことで、72を運用利率で割ると数値がでます。 例えば、いまある100万円を倍の200万円にするための期間を計算してみましょう。 年利0.01%の銀行の定期預金の場合、72÷0.01=7,200となり、100万円を200万円にするには7,200年かかることに…。 では3%なら?72÷3=24で、2倍になるのに24年で済んでしまいます。 金利が違うとこんなにも資産が増えるペースが違うんですね。
「ギャンブルみたいで怖い」
元本が安定している銀行の貯金と違って、確かに投資はお金の価値が上下しますね。
投資の中でも安全性の高い「投資信託」というものがあります。
投資をするときの格言で、「卵はひとつのカゴに盛るな」という言葉があります。 卵をひとつのカゴに盛ると、もしそのカゴを落としたら全部割れてしまうかもしれないけれど、複数のカゴに分けて盛っておけば、いくつかのカゴを落としてその中の卵が割れてしまっても、他のカゴの卵は無事であるということです。 投資だって同じ。特定の運用商品だけに投資をするのではなく、複数の商品に分けてお金を費やせばリスクを分散させることができるんです。 自分で分散するのもいいですが、運用の専門家が国内外の株や債券などに分散投資して運用してくれる投資信託なら、投資初心者でもチャレンジしやすいですよ。投資信託についてはコチラの記事を参照してくださいね。
「投資するにはたくさんお金が要りそう……」
投資ってお金持ちがするイメージだけど、手持ちのお金がたくさん要るのでは、なんて考えてしまいますよね。
少額をコツコツ積み立てる「積立投資」なら手持ちのお金が少なくても大丈夫。
むしろ手持ちのお金をすべて投資に費やすのはおススメできません。それは安全性の高い投資信託でも同じこと。 余裕資金があるのなら、貯金の一部を投資に回してもいいですし、ボーナスが入ったときにその一部で投資をしてみるのもいいでしょう。 でも、いまから老後にかけて投資をしながらお金を貯めていこうというのなら、毎月少額をコツコツ積み立てていく、積立投資がおススメ。積立投資は、毎月一定金額ずつ、投資信託や株式などの投資商品を積み立て方式で購入していく投資方法です。 投資信託を積み立てていくのは「投信積立」、株式を積立していくのは「るいとう」などと呼ばれます。 多くの金融機関では月1万円から積立を受付けており、なかには月1,000円から投信積立ができるところもあるので、自分にあった方法で投資を行ってみるのも良いでしょう。
「もうちょっと年をとってからでいいよね?」
この先結婚すれば、子育てやマイホームなどいろんなことにお金がかかるし、投資はもっと落ち着いてからでもいいんじゃない?って考えてしまいますよね。
若いうちからやるとぐんと貯めれる可能性があります!
金利の違いでお金の増え方が変わることは説明しましたが、利息のつき方によってもお金の増え方は大きく変わります。 金利の計算には「単利」と「複利」があって、複利というのは、利息を元金に組み入れ、その合計を次の期間の利息計算の元本とします。繰り返して運用することで、元本がどんどん大きくなります。元本が大きくなれば付与される利息の額も大きくなり、利率が変わらなければ、お金がどんどん増えていくのです。 長期運用をすることで、この「複利効果」を最大限に得ることができます。 仮に毎月2万円を積立し、3%で運用していくとしましょう。10年間運用した時の元利合計額は約279万円。ところが30年間運用すると元利合計額は約1,165万円です。運用期間は3倍なのに、将来の金額は4.17倍。期間倍数以上にお金が増えるんです。若いうちから始めると、グンとお金を貯められることが分かってもらえたでしょうか。
結婚、教育資金やマイホーム購入資金など、人生を歩めば歩むほどさまざまなお金が必要になります。 だからこそ、効率よくお金を増やしていくことにトライしなければなりません。金利と期間を味方につけるのが最適な方法を探してみてくださいね!