今や日常の色んな所で使う機会の多いクレジットカード。実はそのクレジットカードで、税金が支払えることをご存知でしたか?カードで支払うと、時短で手間いらず、おまけにポイントも貯めることができます。今回は、クレジットカードで支払うことができる税金についてご紹介します。
まさかこんなところまで!
クレジットカードで払える税金とは?
2016年7月26日
クレジットカードで支払うことができる税金とは?
私たちは、所得税や住民税、固定資産税など、様々な税金を支払わなければなりませんが、これら税金の中には、クレジットカードで支払うことができる税金があるのをご存知でしょうか。 現金での振込や支払いは、わざわざ銀行や郵便局でお金をおろしたり、小銭がじゃらじゃらしてしまったりと何かと不便です。カードでスパッと支払うと、とてもスマートですね。
税金もクレジットカードで払える?
現在東京都では、クレジットカードで税金を支払うことができるサービスを運用中。 カードで支払うことができるのは、
・自動車税や固定資産税(償却資産)(23区内のみ) ・不動産取得税 ・個人事業税 ・鉱区税など
さらに、都税事務所等で発行した「納付番号」「確認番号」「納付区分」の記載のある納付書があれば、法人都民税、法人事業税、都たばこ税や自動車取得税、軽油引取税、宿泊税などもクレジットカードで納付が可能です。 市区町村によって、支払うことができる税金が異なるので、自分の住んでいる地域のサービスを調べてみるようにしましょう。都税クレジットカードのサイトで調べることができますよ。
カードで払うメリットとデメリット
ここで、クレジットカードで税金を支払うメリットとデメリットを確認しておきましょう。
クレカ払いのメリット
まずメリットとしては、税金の支払いでカードのポイントを貯めることができます。固定資産税などは、多額の支払いになるケースもあるので、一度にたくさんのポイントを貯めることができますね。 また、クレジットカードで税金の支払いを行うと、家計管理がより簡単にできます。 カードの利用明細書に税金の支払いが明記されるので、普段の他のお買い物と合わせて支出を把握することが可能です。 クレジットカードの利用明細書をそのまま家計簿代わりに代用することができますね。 家計簿を日々付けるのが苦手な方には、クレジットカード払いはオススメです。手間いらずの「クレカ家計管理法はこちらの記事で詳しく紹介しています。深く学んでみてくださいね。
反対のデメリットは?
一方、デメリットとしては、クレジットカードでの税金の支払いには決済手数料がかかる場合があります。 東京都では、税額10,000円ごとに73円(消費税別)が加算されます。 例えば、支払い金額が50,000円の場合、決済手数料は73×5=365円(消費税込394円)となります。 クレジットカードで貯まるポイントよりも決済手数料の方が高くなってしまうと、実質的に損をしてしまうことになるので注意が必要ですね。 また、クレジットカードで税金の支払いをすると、領収書が発行されません(東京都の場合)。 法人都民税や法人事業税など、会社の記録として領収書が必要となる場合は、金融機関等の窓口またはコンビニエンスストアで支払いをするようにしましょう。
クレジットカードで支払う手続き方法とは?
では、クレジットカードで税金を支払うには、具体的にどのような手続きをすれば良いのでしょうか。 東京都の場合、先にご紹介した「クレジットカードお支払いサイト」を利用することで、簡単に支払いを済ませることができます。 税金の納税通知書や納付書に記載されている納付番号や確認番号、納付区分を入力し、さらに名前やクレジットカードの情報を登録します。 納付が完了すると「納付完了メール」が送信されてくるので、手続きが無事終わったことを確認することができます。クレジットカードなら、銀行やコンビニエンスストアに行かなくても、自宅で好きな時に支払いが可能ですね。
また、「Yahoo!公金支払い」というサイトを利用することでクレジットカードで支払うことも可能です。 このサイトでは、税金だけではなく水道料金や健康保険料、NHKの支払いまでカード払いをすることができます。支払った履歴一覧も確認できるので、払い忘れを防ぐことができますね。 地域によって利用できるサービスが異なるので、一度自分の住んでいる場所で何の支払いができるのか調べてみましょう。
いかがだったでしょうか。 税金のクレジットカード払いは、忙しいOLや主婦にぴったりですね。クレジットカード払いは、時間や手間を省くだけでなく、カードのポイントも貯められるという嬉しいサービスです。さらに最強カードの選び方と掛け合わせると、ポイントも無駄なく貯められます!
決済手数料や領収書などいくつかのポイントに注意しながら、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。