最近よく聞くようになった投資信託。
初めてみたいけれど、そもそも投資信託の選び方がわからずそのまま・・・という人も多いのではないでしょうか。
そこで、初めての人でもカンタンに投資信託を始めることができるロボアドバイザーについてお伝えします。
初めての投資信託は
ロボアドバイザーにお任せ
2018年6月12日
そもそも投資信託って?
投資を始めてみたいけれど、自分ではなかなか投資先を決められない・・・。そんな時に、投資先の選択肢の一つとなるのが投資信託です。
今では証券会社だけではなく銀行や郵便局でも購入することができるようになり、初めて投資をする人にとって身近になりました。
投資信託の仕組み
まずは、投資信託の仕組みについて知っておきましょう。
投資信託とは、投資家からお金を集めてひとまとめにし、運用の専門家が日本や海外の株式や債券、REIT(リート)などに投資をします。そして、その利益を投資家に還元するとといった仕組みです。
一つの国や銘柄に偏らず、世界の国や多くの銘柄に投資することでリスクの分散ができるというメリットがあります。
また、少額から投資することができ、会社によっては100円からでも購入することができるので初めて投資する人にとって、気軽に投資することができます。
分散投資がマストっていうけれど・・・
「卵を一つの籠に盛るな」という投資の有名な格言を聞いたことがある人もいることでしょう。
これは、卵を一つの籠に盛るとその籠を落としたら全部の卵が割れてしまうように、投資も一つの商品にだけに投資をするのではなく、複数の商品に投資することでリスクが分散させた方がいいということです。
投資信託は、一本持つだけで複数の商品や銘柄に分散投資をすることができます。
とは言っても、投資信託協会によると2018年3月現在、公募されている投資信託は6,000本以上販売されており、この中から自分に合った投資信託を選ぶのは大変ですね。
ロボアドバイザーって?
そんな時に、自分にピッタリの投資信託を提案してくれるのがロボアドバイザーです。
ロボアドバイザー、仕組みはどうなってるの?
最近では、日常生活の中でも本来人間が行っていたサービスをロボットで代用するということが少しずつ増えて来ていますね。
投資においても、パソコンやスマートフォンの画面から、コンピュータープログラムを利用して自分に最適な投資信託を診断し、資産運用のアドバイスを受けることができるようになってきました。
これがロボアドバイザーと言われる仕組みです。
まずはアンケートに答えて
自分にピッタリの投資信託や分散の仕方を知るには、まずは自分の投資信託の方針についてのいくつかの質問に答えるだけでOK。
タイプ別に、資産配分やリスク許容度に応じた最適な投資信託を提案してくれます。
ロボアドバイザーによって質問数は違いますが、だいたい5~15程度の質問があるところが多いです。
ロボアドバイザーいろいろ
ロボアドバイザーと言っても、会社によってそれぞれ特色があります。ロボアドバイザーにどこまで任せるかによってもかかってくる手数料が違ってきます。自分がロボアドバイザーからどのようなサービスを受けたいかを考えて選ぶといいでしょう。
では、実際どのようなロボアドバイザーがあるのか、いくつか例をあげてみていきましょう。
楽天証券「楽ラップ」
15程度の質問に答えると、最適な投資信託を15銘柄の対象投資信託の中から提案してもらえます。
投資一任契約(金融機関に対して、投資に関する権限を委託すること)に基づき運用まで一括して行われます。
手数料は投資一任報酬として、「固定報酬型」と「成功報酬併用型」があります。
投資の金額は10万円からです。
松井証券「投信工房」
8つの質問から判断した最適な投資信託の組み合わせを、約120銘柄の投資信託の中から提案してもらえます。
松井証券の投信工房は、運用に関する提案やアドバイスを受けながら資産運用をすることができますが、他のロボアドバイザーと違い、運用の指示は自分で行います。そのため、ロボアドバイザー自体の手数料は無料です。
また、100円単位で投資ができるので気軽に始めることができます。例えば1カ月1万円の積み立てをしたい場合、1日の積立額を500円に設定しておくことで、500円×20営業日というように時間の分散投資も自動でできますよ。
ウェルスナビ「WealthNavi」
6つの質問に答えてリスク許容度を診断し、運用プランを決定します。
世界水準の金融アルゴリズムによる国際分散投資を全自動で行います。全てお任せなので初心者でも安心ですね。
投資金額は10万円からですが、積立は1カ月1万円から利用できます。
手数料は預かり資産の1%です。
今まで投資信託の選び方が難しそうと思っていた人も、ロボアドバイザーなら気軽に始めることができそうですね。
自分に合ったロボアドバイザーで、投資信託デビューをしてみてはいかかでしょう♪