夏真っ盛り!暑い日が続き、エアコンに頼りがちな毎日ですが、やはり気になるのが電気代です。熱中症などにならないように、適切にエアコンを使うことは大切ですが、できれば電気代は抑えたいですよね。
今回はエアコンを効率的に使う方法や、エアコンに頼らずに暑さを乗り切る方法など、少しでも節約できるやり方をお伝えします。
どうやったら節約できる?
真夏の電気代!
2018年7月22日
真夏の電気代、平均はどのくらい?
暑い夏は、やはりエアコンや扇風機に頼りがち。毎日使用していると、来月請求がやってくる電気代が心配になる、なんて方はいませんか。
まずは、実際、日本の真夏の平均の電気代はどのくらいなのかをチェックしておきましょう。2017年の2人以上世帯の7月の平均の電気代は8,446円。そして8月は10,361円、9月は10,538円となっています。「家計調査結果」(総務省統計局)(http://www.stat.go.jp/data/kakei/)(2018年7月5日に利用)
この金額は、確かに、エアコンを使わない秋に比べると、毎月1,000円ほど高くなっています。しかし、夏は、1日の日照時間が長いため、照明器具を使用する時間が減り、電気代を節約することが可能です。総合的にみると、実は冬よりも夏の方が、電気代が安くなる傾向があるのです。
電気代を心配しすぎて、エアコンを使用しない場合、熱中症などを発症して体調を崩すことが考えられます。適切な温度管理をしながらエアコンを使用することは、私たちの健康を守る上で必要なことなのです。我慢をせずに、エアコンや扇風機を使用しましょう。
節約するにはどうしたらいいの?
しかし、やはり少しでも真夏の電気代を節約したいと考える方も多いですよね。そこで、無理せず、簡単にできる節約方法をご紹介します。
エアコンを効率良く使用する
真夏の電気代で多くを占めるのが、エアコンによるものです。エアコンを上手に利用することが、節約上手につながります。
基本は、設定温度を28度にすること。遮光カーテンを閉めたり、簾を利用したりすることで、室温をなるべく上げないように心がけましょう。
また、エアコンのフィルターをこまめに掃除することもお忘れなく。エアコンの効きに大きな違いがあらわれますよ。掃除機でフィルターについたホコリを吸うだけでも良いので、週1回はしっかり行うようにしましょう。
休みの日の使い方を工夫する
真夏の休日は、気温が上がり過ぎない午前中を上手に利用しましょう。お休みだからといってダラダラ朝寝坊するのではなく、むしろ日の出とともに起床し、まだ涼しいうちに活動を始めましょう。
特に、朝早起きをして、洗濯や掃除などの溜まった家事を済ましてしまうのがオススメです。エアコンを使わなくても、家事労働を効率良く終わらすことができますよ。
そして、気温が上がる夏の午後は、思い切って外出し、ショッピングモールなどの涼しい場所にお出かけしてみてはいかがでしょうか。または、近所の区民プールなどに出かけて、運動をするのもいいですね。
適度な運動は夏バテ防止にもつながります。暑いからといって、1日中エアコンがきいた部屋で過ごすのではなく、アクティブな休日の使い方を工夫してみましょう。
小さな節約をコツコツと
さらに、毎日の何気ない行動で、電気代を下げることができる節約方法を実践してみましょう。
例えば、冷蔵庫に食べものや飲みものを詰め込み過ぎないようにすると、冷却効率がよくなり電気代の節約につながります。また、夏はトイレの便座暖房を切るようにしましょう。とても小さな行動ですが、ちょっと意識することで、電気代を下げることができますよ。
毎月の電気代をしっかりチェック
最後に、7月、8月、9月と、真夏にどのくらい電気代を利用したのか、確認を行うようにしましょう。他の月に比べてどのくらい高かったのか、さらに日本の平均の電気代と比較して高かったのか安かったのかという、電気代の総括を行うことがポイントです。
真夏の電気代の節約は、毎年頭を悩ます問題ですね。今年の利用金額を確認しておくことで、来年はどのくらい節約をするべきなのかという参考になります。
家計簿をつけると、電気代に関わらず、毎月の支出を確認することができます。まだ家計簿をつけていない方は、これを機に、今年の夏からぜひ実践してみるようにしましょう。
いかがだったでしょうか。真夏の電気代の節約方法について、イメージはわきましたか。2018年は、通年よりも早めに梅雨明けし、7月初めから猛暑日が続いています。体調を崩さないようにすることを第一に、できるところからコツコツと節約を始めていくことがポイントです。今回ご紹介した方法を参考にして、真夏の電気代を下げる工夫を実践してみて下さいね。